【ワンフェスバンコク 2024 夏】フィギュアの祭典ワンフェスでタイのアートトイ事情を見てきた
- Kenji Kawabata
- 2024年8月23日
- 読了時間: 4分
前回に引き続きWFのレポートになります。今回はタイ バンコク編です!
バンコクの街並み。交通はめちゃくちゃなので「渡る!」という強い意志をもって素早く横断します。

会場のサイアム・パラゴンのホール会場へ到着。すでに入場は始まっています。
バンコクでショッピングモールが立ち並ぶエリアの中でもかなり大きいこの建物のフロアの一部を貸し切った会場
■気になった&購入したブース
(バンコクのワンフェスでアートトイを中心にみてきた)
「ポップでかわいい上にタイっぽい!」
3Dアニメーションを作っているnopさん。造形に関しては外注に依頼して作ったそう。
なにせシェイプ・シルエット、色彩、モチーフ、デフォルメ感など今回1番刺さったアートトイでした。
レジンキャストのみで展示して、12月を目途に200体限定でソフビ販売をする予定なんだそうで、予約を受けつけていました。「買わせてくれ!」といったところ「送料で高くなるかもしれないから東京に行ったときに在庫があればとっておくよ」と言ってくれました。優しい!
(その他Tシャツも販売していて、今思えば買っとけばよかったな)

”信じる者のためのデザイン”OhMyGodというコピーもうまいな~と思った
地域性がある×作家性がある×見た目がいい=素晴らしいアートトイ
というのが1つ最近のリサーチで思うこと!


これもいい感じのデフォルメ感、SANDLANDの海外版みたいな、デビルモチーフはかわいいね。
気付いたら、すでに角の生えた悪魔っぽいアートトイが3体集まってきているのでリビングが少し禍々しくなり始めているので、ポップな奴買い足したいw
その他雑多に写真を上げていきます↓

↑遊戯王×マリオのカード型アートトイ。普通に遊戯王だったらもっと欲しかったかも?真紅眼とかほしい
ブラック・配管工てw

↑この仮面ライダーほしい!とおもったらこれもよく見たらマリオだった。

↑アメリカっぽくて好き。やはりピンクは映える

↑

この辺からアクが強い。土台ぶぶんもおっぱいモチーフなのか? 尖っている。

↑怖い系、海外のものは細かく描写しがち

↑とにかくでかいが、詳細は不明なキャラクター。

↑クオリティ高い、顔変えもできるみたい。

↑きれいな色!デジモンでこういうの居た?

↑おしりアトム 隣のソフビは成型色?キレイ。同じような加工のものがいくつかあった

↑昭和っぽいもの。今回のイベントでは珍しかった
・・・ざっとこんな感じですかね!
総評としては、
規模が思いのほか小さかった&好みのテイストのものが少なかった
です。
↑これがバンコクの会場マップなんですが、ディーラー数からしてもかなり少ないですね。
東京と比べると規模感はまだまだこれから、という印象を受けました。
テイストに関しても、ポップというよりは少しアクの強いものが目立ちました。これはこれで独自性があって良いと思います。
↑宗教や文化的背景をモチーフとした(ガネーシャなど)デザインが多かった
↑日本でもアメリカでもない外連味があるものが多かった

↑FINDING UNICORNはずっと大行列。
WFバンコクの内容はここまで。
■バンコクのアートトイ事情について
ここからは、イベント前後街を歩く中で気が付いたことをざっと書いていきます。
街のいたるところにアートトイショップがある
↑モール内にも専門店やポップアップがいたるところに見つけられました。
POPMARTがすごい人気みたいでポップアップも長蛇の列、爆買いしていく人が何人もいました。
↑バンコクでいくつか見かけた理髪店。看板として巨大なアートトイがディスプレイされている。
ほかにも高級時計店のディスプレイに飾られていたりと、かなり市民権を得ている印象。

↑モール内のガチャ

↑クレしんはアジアで人気

↑駅構内にはなんとアートトイの自販機!

↑ラインナップは版権ものを始め、POPMARTなどのかわいい系が多い

↑モール内に突如ベアブリックのディスプレイ。販売されている。2万6千円くらい

↑市民権を得たポップなインテリア的な立ち位置なのだろう
■まとめ
・バンコクのワンフェスは東京に比べてかなり小規模
→幕張メッセの1会場の4分の1かそれ以下くらいの会場規模で、日本ディーラーは10いないくらいの出店数だったのでまだまだここまで来る人は少ないみたい
・アートトイはバンコクではかなり浸透していそうだった
→が、その半分くらいはPOPMART系で、個人ディーラーはそこまで盛況していないようにも見えた
・ガネーシャなど宗教モチーフが多かった
→デザインかぶりまくっていたが、構わずみんなで同じモチーフを思い思いにデザインしていた、それだけ宗教が身近であるということかもしれない)
空港へ向かう帰りのバス。200円くらいでお得
ということで今回のレポートを終えたいと思います。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
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ではまた次回!
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